1カラムver of 栗田煙草苗育布製造株式会社

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従業員の声

インタビュー(入社6年目社員の場合)

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――栗田煙草に入社する前のことを教えて下さい。
入社前は、工業高校の工業化学科でした。学科は化学系なのですが、もともと工作に興味があって、学校でも、旋盤を使ったり鉄板切ったり溶接したりなど、ものづくりに興味がありました。またやっている中で、他の人より得意なのかな、と感じる部分があり、製造業へ就職したいという想いは強くなりました。


――栗田煙草を知ったきっかけは何ですか?
学校の求人票で見つけ、そのあとホームページなどで調べました。ちょうど今の工場が建築されたり、新しい建物も建設中だということで、これから発展する会社なのかな、と興味がわきました。たまたま知り合いで会社のことを知っている人もいて話を聞いたところ、業績も上がっているし、将来性があるからいいよ、とのことで応募を決めました。

――入社してからの苦労を教えて下さい。01(DSC_0379.JPG
学生生活の直後だったので、学生気分が抜けず切り替えが大変でした。学校の時は授業料を払って教えてもらう、という立場でしたが、お金をもらう立場です。責任も発生するし、やりたいことだけをやるということはできない、面倒でもやらないといけない、という意識の切り替えに苦労しました。



――現在のお仕事について教えてください。
今はライン長という立場で、3台ある粘着加工機という機械の1台を2人の部下と一緒に担当しています。会社の中でも主力の機械なので、重要なポジションを頂いているという認識はあります。



――重要なポジションに就いている、ということですが、ご自身ではどんな努力をされましたか?
02(DSC_0380.JPG負けず嫌いなので、同期の中でもなるべくできるようになりたい、という想いは1年目からありました。そのためには、同期とか後輩を見ることはもちろん、上の人の行動を意識してみるようにしていました。例えば自分に解決できないトラブルを先輩が対処している時には、積極的に見に行って教えてもらうようにしていました。

――どんなところに、仕事の面白さややりがいがありますか?
同じ機械を動かすと言っても、1日の全体の生産計画や前後の工程を考えて流れを作らないと、生産効率が落ちてしまいます。その日によって作業の順番を変えたりしながら、あらかじめいくつかのパターンを作り、ロスが少ないパターンを採用するということをしています。いろいろ工夫しながらやれるという点にはやりがいを感じています。普通にやっていたら捨てないといけないところが、工夫することで使えるようになったときは具体的な結果として出てくるので、非常に面白いと思います。



――ライン長という立場で苦労する点、工夫している点はありますか?03(DSC_0420.JPG
部下に対しては、それぞれの立場で働きやすいように、できるだけ気を使ってみるようにはしています。一人はまだ入ったばかりなので、作業が滞りなくできるようサポートしています。もう一人は3年目ぐらいなので、下の子も見てもらいながら、作業をしてもらうようにしています。立場上の責任も出てきたので、自分のことだけじゃなく、周りのことを常に気にするようにはしています。
あとは、トラブルが発生したときの対処方法もライン長という立場になって変わってきたと思います。例えば、1ヶ月に同じような不具合が数回発生したとき、昔であれば応急処置で終わらせていました。でも、今は原因の根本を探し、もちろん、わからない部分は上司と相談して対応していますが、できる限り自分が直すようにしています。


――職場の雰囲気はどうですか?
他の会社よりはアットホームで堅苦しくない雰囲気だと思います。私自身も普段から、例えば休憩室で話をするときも、なるべく仕事の話だけにならないように気を付けてます。


――上司との関係はどうですか?
何かあったときは相談するようにしていますし、相談しやすい雰囲気ではあります。とはいっても昔は相談すると言っても、自分で何を聴いているかが理解できていなくて、質問しても答えがわからないことも多かったのですが、最近は、自分で1回は考えてから質問し、その場できちんと答えを出すようにしています。質問する回数も増えたと思います。


――それでは、将来の目標やビジョンなどはありますか?
まだまだ駆け出しだと思っているので、まずは担当した部分については成績を上げて、実績にしていきたいと思います。不良率を下げ、より効率よく生産できるようになりたいです。

――ちなみに、その先のことは考えていますか?04(DSC_0394.JPG
そうですね、やるからには上に行きたいと思っていますので、そのためにも成績を出していきたいと思います。
また、会社でずっと続けていくためにも、いろいろな所が見られる立場にはなりたいと思います。
例えば、(自分の機械もまだまだですが、それでも)改善したらいいのにな、と思う点があっても、他の立場への影響などを考えないと、効果的な改善提案はできないと思っています。自分の所だけが良くても他の所にそれ以上の負担があるのでは全体としての改善にならないと思いますので。自分の立場だけではなく、他の立場との兼ね合いも重要になるので、それを理解するためにも、様々な部署を経験して、いずれは効果的な改善提案を出せる立場になりたいと思います。



――最後になりましたが、会社について一言お願いします。
一言でいうと、この会社に入って良かったなと思います。先の見通しがあって、会社自体が発展していることもそうですし、常に新商品を作るなどの前向きなところや、一緒に頑張ろうと思える環境なのも良いなと思います。
また、大企業ではないので、社長を始め上司と話をしたことがない、ということはないし、大きい会社に比べて、自分を一人の人間としてきちんと見てくれている安心感はあります。場合によっては現場で直接指導してもらえたりもするので、上司に対しての信頼感も自然と持てるし、仕事も本当にやりやすいと思います。



――どうもありがとうございました。